依存症
こんにちは。
眠たくならない日は運動が足りていない日と解釈する、アラサーなんごです。
今日は、五月の家計簿をまとめました。
といっても一人暮らしなので大きな出費もなく、まして、一か月の自主的自粛生活を送っていたので、いつもよりだいぶ支出が減りました。いつもより二万円くらい減ってた。特に交際費。
ちなみに、四月分の収入が通常より四万円少なかったので、いくら支出が減っていても収支はいつもと同じか若干少ないくらいです。五月分の給与がゼロなので、六月は五月以上におとなしく生活しています。
こうなってくると奨学金の返済が大きな負担です。
この件に関しては、高校生当時の自分が納得して大学進学のために借りると決めたものなので、いまさら負担だ、というのはおかしい話なのですが。
実は、奨学金を借りなくても大学に進学することができたはずだった、ということが一年前に判明して、いまさら、返済していることに納得がいっていないのです。
一年前に父方の親戚(父の姉夫婦宅、祖母も同居)のところに遊びに行ったところ、明らかになったのですが、
父の姉夫婦には子供がおらず、なんごとなんご妹をいつもかわいがってくれていました。それは、態度だけではなく、子供のころはいろいろなところに旅行に連れて行ってもらったり、ちょっと大きくなると、現地集合して遊びに連れて行ってくれたり、自分の親ができないことをたくさんしてくれました。
ちなみに、今住んでいる東北の片隅から、約1000㎞離れたところに彼らは住んでいるので、会いに行くだけでけっこうな時間とお金がかかります。
そんな叔母夫婦から明かされたのが、なんごの大学進学にかかった費用はすべて私たちが負担させてもらったの。という言葉でした。
それを聞いた時のなんごの反応は、絶句。なんせ大学卒業して10年も経ってましたもの。そしてすぐに、いくら払ってくれたのか確認しました。
入学金に100万円、一年間の授業料に100万円×四年間
まさかの金額で泣きたくなりました。
なんごの進学した大学は元国公立大学。入学金は20万円くらいだった?と思います。
授業料は55万円くらいです。そして、自宅から通学していました。だから生活費も家賃とかがない分かからない。
ではなぜそんなに多く払っていたのか。
父のせいです。
なんごの父は昔からお金にルーズで手癖が悪く、すぐに人をだまします。
そして、だまして受け取ったお金でギャンブルします。
叔母夫婦は、かわいい姪っ子のためならと喜んで払ってくれていたようですが、
なんごの父に言われた通りの金額を払っていたというのです。
大学時代のなんご、授業もバイトも休み、という日が一か月に一日あるかないかという生活を送っていました。ハードワーキングスチューデントです。
それでも時給800円の時代ですから10万円稼ぐのは夢の世界。
教科書代、携帯代、ガソリン代、保険、食費、車検代、実験の道具やらなにやら。自分にかかる費用はすべて自分持ち。奨学金は授業料となんごの生活費として使うから、と言われていたので教科書すら奨学金から買えず。
稼いでも稼いでも消費されてしまう。
そして極めつけが父からの
利息500円。先に払ったから一万円貸してくれ。
の一言。
理由は実家でやっている商売の支払いに一万円だけ足りないから、
と言っては見計らったかのようになんごの給料日後三日以内になんごにお金を借りに来る。借用書も取ってないけど、全部で12万円。いまだに返ってこない金額。
学生には大きいよ。
叔父叔母は、なんごの生活もあるだろうから、と多く渡してくれていたみたいですが、
なんご、一切知らず。
両親はなんごの奨学金と叔母夫婦からの援助という二重取り。
なんご、人生で家と車以外に借金したことがありません。
と思ったけど、奨学金は立派な借金。
しかも、何も知らないぺーぺーの若者にいきなり400万円貸すんだから、怖いシステムです。
実家が商売していて不安定だから借りておいたほうが安心なの
親の経済力に頼りすぎてはいけない、けど大学にも入れない低能だと思われては困るから進学はしなさい
母が奨学金返すの満額じゃあ大変だろうから一段階安いのでいいから、借りてくれたら助かる~
といった時点で気づかなかったなんごのミス。すぐに大学進学せずにお金貯めてから進学する選択肢を見出さなかった未熟さ。
親の見栄で進学したけど、結局生活が大変でバイトばっかりして学業がおろそかになっちゃったなぁ。
結局父に貸したお金はすべてギャンブルに消えていたようです。
叔母夫婦がなんごの学費といって送金してくれた分も授業料以外ほぼずべてギャンブル。
ちなみに、なんごの奨学金の使い道はなんとなんご妹の高校在学中の部活ための費用になっていたそうです。そしてなんご妹も大学進学時に奨学金借りています。
マジで親から借金の斡旋受けてどうするの?って話です。
そして、子供に借金させるのが悪いなとか考えなくなるのが、ギャンブル依存症。
父の症状に拍車をかけた母は父に共依存なので、父がいなくなったら自分は生きていけないと思うようです。
だから父が商売の売上を持っていっても同居している祖母には隠し通していましたし。同じく娘たちにもばれたくないと思っていたと思います。なんごたちが知ったころには大きな借金を抱えていました。
ギャンブル依存症は立派な病気。診断名がついた時にはもう手遅れで治らないんじゃないか?って思うくらい深刻なんだと思う。
ちなみに、新型コロナウイルスのおかげで、ギャンブル依存症の人にアグレッシブにダメージくらわされたと思っているよ。ギャンブルしたくてもお店が開いてない、馬も走らない、自転車も船も、動かないんだもの。苦しんだだろうな。
パチンコ屋さんみたいなところは、しょっちゅう来てる人に入場制限かけるとか、そろそろ何か対策しないと、なんごみたいな子供が育っちゃう。もっと悲惨な子供時代を送った人もたくさんいると思う。
入店制限はAIを活用すればお店の入り口で弾くことができると思う。
親がギャンブル依存症だったおかげで、損したこともあるかもしれないけど、
たくましく生きる術は持ってるから何とかなる自信だけはあるよ。
最後に。
両親とはここ五年くらい会っていません。
なんご妹がたまに近況を教えてくれるくらい。それくらい距離を取らないと、なんご自身の生活が守れないような気がして距離をとっています。離れてみて、なんご自身も親に共依存だったかも?と見直すことができています。親に褒められるために生きるんじゃなくて、自分が好きなように生きたい、と思っています。
眠れなくて長々書いちゃってごめんなさい。
お肌のために睡眠取ろうっと^^
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誰かに認められないと生きていけないって思ってる人って、案外こんな親御さんのもとで生活してるのかも?と思います。詳しい感想はまた今度。